Appleは、刷新したヘルスケアアプリの対応言語を大きく広げ、開発者向けのiOS 27.3ベータで提供を始めた。同社は2026年11月3日、グローバル英語、中国語(簡体字と繁体字)、フランス語、日本語、韓国語、ノルウェー語、ポルトガル語、スペイン語、トルコ語、ベトナム語に対応すると発表した。一般向けには、今年後半に無料のソフトウェアアップデートとして配信する予定だ。

この刷新は当初、英語のみのプレビューだった。MacRumorsによると、最初は米国英語のみで、他言語の時期は示されていなかった。今回が初めての具体的な前進となる。

対応言語は何か

Appleが挙げるのは、グローバル英語、中国語(簡体字・繁体字)、フランス語、日本語、韓国語、ノルウェー語、ポルトガル語、スペイン語、トルコ語、ベトナム語だ。今後も言語を追加するとしているが、具体名や時期は明らかにしていない。一部の機能は地域や言語によって利用できない場合があるとも説明している。

新しいヘルスケアアプリの中身

Apple Intelligenceを中核に据え、次の要素で構成される。

  • インサイトタブ: 心臓、睡眠、レディネス、フィットネス、バイタル、周期記録を日中を通じてまとめる。
  • For You: 日々の習慣に合わせた提案。睡眠が何晩も中断された後に就寝前の習慣を見直す助言が例として挙げられている。
  • 長寿タブ: 心臓の健康、睡眠、メンタル、運動、代謝、聴覚、栄養の長期指標を分析する。
  • ヘルスエイジ: Apple WatchのVO2 max、安静時心拍数、睡眠、心拍変動のデータから、実年齢と比べた状態を示す指標。
  • 検査データ: A1cやLDLコレステロールなどの臨床検査結果も追加できる。

自宅での動作評価も加わる。iPhoneのカメラとApple Watchで、柔軟性、筋力、バランス、動きの質、VO2 maxを測定し、音声と画面でリアルタイムに助言を受けられる。Appleによると処理はすべて端末内で行われ、動画は記録も保存も共有もされない。

利用に必要なもの

Apple Intelligence対応のiPhoneまたはiPadと最新ソフトウェアが必要で、一部の機能はiPhoneのみとなる。ヘルスエイジにはApple Watchが必要だ。VO2 maxの測定にはApple Watch、AirPods Pro 3、または他社製の心拍センサーが要る。一部の機能は18歳以上が対象となる。

いつ使えるのか

現在はiOS 27.3の開発者ベータで利用でき、今年後半に無料アップデートとして配信される。具体的な日付は示されていない。MacRumorsは10月、この刷新がiOS 27.2では提供されないと報じていた。

価格

アップデート自体は無料だとAppleは説明している。Apple Watchやアクセサリの価格は示されていない。MacRumorsは、Quest Diagnosticsによる$119の検査パネルが計画されていると伝えたが、Appleの発表には記載がない。

どんな人に向くか

他言語で使いたいiPhoneユーザー: アップデート後は英語のみという制約がなくなる。

Apple Watchを使う人: ヘルスエイジや動作評価はWatchのデータに依存する。

それ以外の人: 古い機種は対象外のため、まずApple Intelligenceの要件を確認したい。

自分の端末と言語が対応しているかは、Appleの提供状況ページ(support.apple.com/en-us/121115)で確認できる。