Appleは2026年10月26日、iOS 27.2とiPadOS 27.2を公開した。MacRumorsによると、iOS 27とiPadOS 27にとって初の大型アップデートで、新機能に加えて多数のセキュリティ修正が含まれる。

Appleのページも、確認した他の媒体も、カナダや米国には個別に触れておらず、カナダ向けや米国向けの日付や価格は報じられていない。情報源が挙げる唯一の地域的な制限は、Siriの新機能がEUと中国本土では利用できない点だ。

新機能

MacRumorsと9to5Macによると、主な変更はSiriにある。

  • Siriは過去の会話を思い出せるようになり、メッセージ内の写真、カレンダー予定の参加者、ボイスメール、Safariの履歴とリーディングリストなど、より多くの情報源を参照する。
  • Siriがフランス語、日本語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語に対応する。
  • 単一の「Excluded Apps」設定で、Siri、検索、提案が使えるアプリを管理できる。
  • Siriの新機能は、iPhone 16以降のモデル、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Maxが対象。

そのほか、メッセージでは会話に応じた操作の提案が表示され、Apple Musicには新しいアイコンが付く。Apple TVアプリには家族ごとのプロフィールが加わった。写真の共有アルバムではキャプションやコメントを編集でき、FaceTimeでは第三者の手話通訳者やリアルタイム字幕担当者を通話に追加できる。9to5Macによると、以前のベータ版にあったヘルスケアアプリの刷新は今回の公開には含まれない。

セキュリティ修正

iOS 27.2とiPadOS 27.2に関するAppleのセキュリティページには、100件をはるかに超えるCVEが記載されている。代表的な項目は、悪意あるアプリが同意なしにBluetoothへアクセスできる問題や、細工されたWebコンテンツで任意のコードが実行される恐れのある問題だ。各項目には、影響を受けるコンポーネント、影響、修正内容の短い説明、謝辞を受けた研究者が記されている。

中国語サイトのNew Mobile Lifeは、Appleが全プラットフォームで公開した更新により、合計329件の脆弱性と1,265件のCVE記録に対処したと報じ、数字はさらに増える可能性があるとした。この2つの合計はiOSとiPadOS向けのAppleのページでは確認できなかったため、同サイトの集計として扱う。Appleのページは、記載された問題が悪用されたとは述べていない。

対象デバイス

修正の大半について、Appleのページは対象としてiPhone 11以降を挙げている。iPadでは、12.9インチiPad Pro(第4世代以降)、11インチiPad Pro(第2世代以降)、iPad Air(第4世代以降)、iPad(第9世代以降)、iPad mini(第6世代以降)が並ぶ。iPhone 15 Pro以降のように、新しいハードウェアに限られる項目もある。MacRumorsによると、Appleはセキュリティ更新を含むiOS 26.7.2も公開した。

読者への影響

早めのインストールをすすめる。iPhoneやiPadで「設定 > 一般 > ソフトウェアアップデート」を開き、案内に従う。事前にバックアップを取り、充電したままWi-Fiに接続しておきたい。どちらの媒体もダウンロードサイズは伝えていないため、端末に表示されるサイズを確認してほしい。

Siriをフランス語で使う人は、更新後に端末の言語一覧を確認するとよい。情報源は、どの地域版が含まれるかを明らかにしていない。