NVIDIAによると、「Hogwarts Legacy」は2026年11月5日(木)に新アップデートを迎え、目玉は3D-Guided Neural Renderingを採用したDLSS 5だ。アップデートはWarner Bros. Gamesと、本作を手がけたAvalanche Softwareとの協力で実現した。

この機能は強制ではなく、オプションとして用意される。NVIDIAによると、プレイヤーはアップデートをダウンロードし、ゲーム内オプションで「Neural Rendering」を有効にする。

Hogwarts LegacyでDLSS 5は何をするのか

NVIDIAはDLSS 5を、レンダリングパイプラインの最終段階と説明している。エンジンがすでに描いたフレームを土台に、その上でライティングと質感を向上させる。本作ではモデルの制御を使って環境の見た目を引き上げつつ、キャラクターの個性を保つという。またAvalanche Softwareが、ゲームの芸術的意図とスタイルを守るよう調整したとNVIDIAは述べている。

アップデートでは、ゲーム内のほかのDLSS技術も最新バージョンになる。本作はすでにGeForce RTXのPCとノートでDLSS Multi Frame GenerationとRay Reconstructionに対応していた。

DLSS 5 Neural RenderingをオンにしたHogwarts Legacyの場面
写真: NVIDIA GeForce

主なポイントは

  • 日付:2026年11月5日(木)
  • 機能:3D-Guided Neural Rendering搭載のDLSS 5
  • 有効化の方法:アップデートをダウンロードし、ゲーム内オプションで「Neural Rendering」をオンにする
  • NVIDIAが挙げるハードウェア:GeForce RTX 50 Series GPU、RTX Sparkノート、GeForce NOW
  • ドライバー:Game Ready Driverが11月4日にNVIDIA appで提供される
  • NVIDIAが併用を勧める設定:DLSS Super Resolution、DLSS Multi Frame Generation、NVIDIA Reflex、レイトレーシング使用時のDLSS Ray Reconstruction
Neural Renderingをオフにした同じHogwarts Legacyの場面
写真: NVIDIA GeForce

速度はどれくらいか

NVIDIAが示すのは、最高設定、レイトレーシング、6X Multi Frame Generation、Reflexを組み合わせたハイエンド構成の数値だ。GeForce RTX 5090では、4Kで最大300 FPS、2560x1440で最大370 FPSになるという。これは同社が最速カードで出した数字であり、多くのプレイヤーの実際の結果ではなく上限と考えるべきだ。

Neural Renderingを支えるモデルも軽量化された。NVIDIAによると、10月版は約24%小さく、パラメーター数は約118 million、4KでのVRAM使用量は20%減り、性能は従来の2Xになった。3月以降の全体的な向上は10Xとしている。

価格

参照した情報源には、このアップデートの価格は記載されていない。追加料金がかかるかどうかも書かれておらず、NVIDIAはアップデートをダウンロードしてオプションを有効にするよう案内しているだけだ。参考までに、NVIDIAは本作が40 million本以上売れたとしている。費用については、利用するプラットフォームのストアページで確認してほしい。

DLSS 5オンの2つ目のHogwarts Legacy比較場面
写真: NVIDIA GeForce

どんな人に向いているか

GeForce RTX 50 Seriesのカードを持つ人。 NVIDIAがDLSS 5の対象として挙げているのがこのグループで、最も分かりやすい対象だ。すでにレイトレーシングとMulti Frame Generationを使っているなら、今の画質と比べられるライティングと質感の新オプションが加わる。

ノートPCやクラウドで遊ぶ人。 NVIDIAは、RTX SparkノートとGeForce NOWもこの機能を使える手段として挙げている。参照したページにはそれぞれ個別のフレームレートは載っていないので、RTX 5090の数値とは異なる結果になる可能性がある。

キャラクターが設計どおりに見えることを重視する人。 NVIDIAは、制御設定によってキャラクターの個性とゲームのスタイルを守るとしている。別の媒体は、効果は主に環境のライティングと質感にあると伝えているが、これは比較画像からの見方であり、検証ではない。

古いカードを使っている人。 情報源はDLSS 5をRTX 50 Seriesのハードウェアと結び付けており、他のカードでのNeural Renderingの挙動は説明していない。その場合は、アップデートに含まれるほかのDLSSの強化のほうが重要かもしれない。

DLSS 5オフの2つ目のHogwarts Legacy比較場面
写真: NVIDIA GeForce

まだ分かっていないこと

参照したページには、このアップデートのほかの変更点は載っていないため、詳細なパッチノートを待つ価値がある。PC以外のどのプラットフォームが対象かも書かれておらず、ミドルレンジのハードウェアでの性能も示されていない。NVIDIAの数値は最速カードでの自社テストによるもので、参照した情報源に第三者の検証結果はない。

次にすること

11月4日にNVIDIA appからGame Ready Driverをインストールし、11月5日にゲームを更新してオプションで「Neural Rendering」をオンにしよう。NVIDIAはGeForceのサイトに、Hogwarts Legacyの全画面4K比較ページを2つ用意している。見た目が好みに合うか決める前に確認するとよい。