iPhoneとiPad向けの英単語アプリ「Zann Dictionary」が、App Storeで無料と表示されている。テックサイトのNew Mobile Lifeは、通常価格はUS $0.99で、期間限定の無料だと伝えているが、終了時期は示していない。

アプリの中心は、高頻度の英単語30,000語以上だ。各単語に、実際の場面から取った音声と映像の例が付く。提供元はZann Limitedで、同社は他にも英語学習アプリを出している。

Zann Dictionaryでできることは

App Storeの掲載ページは、定義を暗記するのではなく、使われ方で単語を学ぶ辞書だと説明している。挙げられている機能は次のとおり。

  • 高頻度の英単語30,000語以上
  • 本物の文脈から取った音声と映像の例
  • 単語を長く記憶に残すためのスマート復習カードと間隔反復
  • より深く学ぶための複数の練習形式

スクリーンショットからは細部も分かる。単語カードには品詞、米英の国旗付きの発音、短い定義、例文が並ぶ。逆引きのタブでは、意味を言葉で説明する(たとえば雨の日に使うもの)と、画像付きで該当する単語が出る。リストのタブには、果物のリストのような自分用の単語リストをまとめられる。

言語欄によると、アプリは英語のみの対応なので、英語の定義を読める程度の学習者向けだ。

笑顔で読書する人と、動詞enjoyの単語カードと例文を示すZann Dictionaryの紹介画面
写真: Apple App Store

価格

New Mobile Lifeによると、元の価格はUS $0.99で、現在は期間限定で無料。どちらの情報源にも終了日は書かれていない。確認した掲載ページの価格は「無料」だった。

ただし注意点がある。掲載ページはアプリ内課金があるとも記している。辞書のプランは年額US $59.99と月額US $9.99、Zann Suite全体のプランは年額US $79.99と月額US $14.99だ。どの機能が有料プランの対象かは情報源に書かれておらず、無料ダウンロードですべて使えるとは限らない。金額はすべて米ドルで、他の通貨は情報源にない。

説明文から umbrella、raincoat、hat を画像付きで表示する逆引き画面
写真: Apple App Store

入手方法は

  1. iPhoneまたはiPadでApp Storeを開き、Zann LimitedのZann Dictionaryを検索する。
  2. ボタンを見る。「入手」と出ていれば無料はまだ続いている。価格が出ていれば終了している。
  3. ダウンロードしたら、いくつかの単語カードを開いて内容を確かめてから、どのプランにするか決める。

掲載ページによると、iOS 15.6以降が必要で、サイズは約97.9 MB。Apple M1以降のチップを搭載したMacでも動く。年齢区分は13+だ。

どんな人に向くか

日常の英単語を増やしたい学習者。 開発元は、流暢さや日常会話のために学ぶ人を想定しており、復習カードは各自のペースに合わせて調整される。

例で覚えるタイプの人。 定義だけでは定着しない人には、実際の場面に結び付いた音声や画像の例のほうが役立つ可能性がある。

適切な言葉を探す書き手や話し手。 言いたいことを説明して探す逆引きは、知っている単語を入力する検索とは別の探し方になる。

サブスクリプションに慎重な人。 プランが掲載されているので、無料ダウンロードはお試しと考え、支払う前に各プランで何が増えるかを確かめたい。

apple、orange、grape、cantaloupeを画像と定義付きで並べた、Fruitsという単語リスト
写真: Apple App Store

まだ分からないこと

無料期間がいつ終わるのか、価格がUS $0.99に戻るのかは、どちらの情報源にもない。どの機能が有料プランを必要とするかも不明だ。掲載ページには、評価やレビューがまだ少なく概要を表示できないとあるため、ユーザーの声で判断することはできない。開発元が申告したプライバシーのラベル(Appleは未確認としている)には、他社のアプリやサイトをまたいで追跡に使われうる利用データが挙がっている。気になる人は事前に読んでおきたい。

次にすること

App Storeの掲載ページを開き、ボタンがまだ「入手」になっていることを確かめ、ログインや購読の前にアプリ内課金の項目とプライバシーの詳細を読んでおこう。単語カードだけが目的なら、まず無料の範囲で試すとよい。