歩行、ランニング、サイクリングをGPSで記録するiPhoneとiPad向けアプリ「Fit Sesh」が、App Storeで無料と表示されている。テックサイトのNew Mobile Lifeは、通常価格はUS $0.99で、期間限定の無料だと伝えているが、終了日は示していない。

掲載ページは、地図を中心に据えた運動記録アプリで、目標、リマインダー、印刷できるレポートを備えると説明している。開発者はSeth Farringtonで、iOS 17.0以降が必要だ。

Fit Seshは何を記録するか

セッションを始めると、アプリはライブ地図上でルートを追い、掲載ページが挙げる次の数値を表示する。

  • GPSによるルートと距離
  • 運動時間と経過時間
  • 歩行とランニングのペース、自転車の速度
  • 獲得標高と進行方向
  • 推定の活動消費カロリー

掲載ページによると、iPhoneをロックしたり別のアプリに切り替えたりしても記録は続く。スクリーンショットには、StartボタンとWalking、Jogging、Running、Cycling、Customの選択肢があるTrack画面があり、pause、resume、stop、how far、current paceといった声のコマンドに反応する音声アシスタントの欄もある。音声コマンドは任意とされている。

サイクリングモードのFit Sesh Track画面。標高、獲得標高、カロリー、音声アシスタント、地図上のStartボタン
写真: Apple App Store

運動のあとはどうなるか

終えたセッションは、距離、時間、ペース、速度をまとめた要約になり、記録したルートを見返せる。スクリーンショットのセッション詳細画面には、アクティビティ、信頼度の割合付きの検出結果、開始時刻、所要時間、距離、平均速度、標高、カロリーが並び、PDFレポートの共有や印刷もできる。

距離、カロリー、運動回数、時間の目標を設定し、リマインダーをオンにすることもできる。掲載ページには、「My longest bike ride」や「My recent runs」のような言い回しを理解する検索機能もあるとある。

価格

New Mobile Lifeによると、元の価格はUS $0.99で、現在は期間限定で無料。どちらの情報源にも終了日は書かれていない。確認した掲載ページの価格は「無料」で、Fit Seshは無料で使え、広告で支えられているとも書かれている。この書き方からは今後も無料のままかもしれないと読めるが、情報源は販促終了後の扱いを確認していない。金額は米ドルのみで、他の通貨は情報源にない。

Walking、Jogging、Running、Cycling、Customを選べるFit Seshのアクティビティ選択とStartボタン
写真: Apple App Store

入手方法は

  1. iPhoneまたはiPadでApp Storeを開き、Seth FarringtonのFit Seshを検索する。
  2. ボタンを見る。「入手」と出ていれば無料はまだ続いている。価格が出ていれば終了している。
  3. アプリを開き、アクティビティを選んでStartを押す。掲載ページによると、位置情報の許可は利用者が選んだ機能のためにだけ求められ、バックグラウンドの位置情報は運動を記録している間だけ使われる。

掲載ページによると、サイズは67.4 MB、年齢区分は9+で、英語に加えて43の言語に対応する。パンジャブ語、ベトナム語、韓国語、日本語、フランス語、スペイン語、繁体字と簡体字の中国語などが含まれる。

どんな人に向くか

毎日歩く習慣をつけたい人。 距離、時間、目標のリマインダーで基本は足りる。時計は要らない。

気軽に走ったり自転車に乗ったりする人。 ランのペース、自転車の速度、セッションごとのルートの記録は、時間をおいた比較に役立つ。

レポートを共有したい人。 PDFの書き出しは、トレーニング記録をつける人や、コーチや友人にルートを見せたい人に向く。

プライバシーを気にする人。 アプリは広告で支えられており、開発者が申告したプライバシーのラベル(Appleは未確認としている)には、追跡に使われうる位置情報、識別子、利用データが挙がっている。決める前にラベルと設定を読んでおきたい。

所要時間、距離、平均速度、カロリーと、PDFの共有・印刷を示すFit Seshのセッション詳細画面
写真: Apple App Store

まだ分からないこと

無料期間がいつ終わるのか、価格がUS $0.99に戻るのかは、どちらの情報源にもない。掲載ページの評価は1件で5.0のみ、ユーザーの声はほとんどない。カロリーは推定値で、GPS記録の精度を測った情報もないため、数値は目安として見たい。広告の選択の仕組みも、設定で広告のプライバシー選択ができるという記載以外は説明がない。

次にすること

App Storeの掲載ページを開き、ボタンがまだ「入手」であることを確かめ、プライバシーの項目を読もう。そのうえで短い散歩に使い、ルートと距離が実際と合っているかを確かめてから、トレーニングに頼るかを決めたい。