iPhone向けアプリ「Notice」は、他のアプリを使っている間に画面へリアルタイムのタイマーを表示する。カナダと米国のApp Storeでは、いずれも無料と表示されている。テックサイトのNew Mobile Lifeは、通常価格がUS $9.99で、期間限定で無料になっていると伝えているが、同サイトもApp Storeのページも終了日には触れていない。

開発者はDJAMSHID JURAYEVだ。多くのスクリーンタイム系ツールは、アプリを開く前にブロックするか、翌日にグラフを見せるだけだが、Noticeはアプリの利用中に経過時間を見せるのが特徴だという。

Noticeは何ができるのか

Noticeは、選んだアプリに滞在した時間を数え、画面に表示する。iPhone 14 Pro以降ではダイナミックアイランドに、それ以外の機種ではロック画面にタイマーが出る。

Gentle、Balanced、Strictから選ぶことで、通知の頻度と上限に達するタイミングを調整できる。上限に達するとタイマーは赤くなり、途中でも穏やかな通知が届く。

任意で、消音モードや集中モードを突き破るアラーム付きの厳格な上限も使える。App Storeのページによると、このアラームにはiOS 26.1以降が必要で、いつでもオフにできる。

接続したすべてのアプリで1つのタイマーを共有するか、アプリごとに別々に数えるかを選べる。今日の合計時間、セッション数、最長セッションも確認できる。

NoticeのApp Storeスクリーンショット。SNSのフィードの上、ダイナミックアイランドにリアルタイムのタイマーが出ている
写真: Apple App Store

設定はどうするのか

設定はショートカットアプリ経由で行う。Noticeが用意するショートカットを使い、オートメーションを1つ作る手順を画像付きの短いガイドで案内する。アプリは後から追加できる。

設定後は、接続したアプリを開くとタイマーが動き出し、離れると一時停止する。ショートカットに頼る仕組みのため、ワンタップでは終わらず、数分は見ておきたい。

開発者は、Noticeがアプリの利用を止めることはなく、時間を見えるようにするだけだと強調している。

NoticeのApp Storeスクリーンショット。アプリを5分使ったことを知らせる通知
写真: Apple App Store

Noticeはデータを集めるのか

ページによると集めない。開発者は、アカウントも登録も追跡もなく、接続したアプリだけを把握し、すべてのデータはiPhoneの中に残ると説明している。プライバシー表示は「データの収集なし」だが、Appleはこの情報が開発者の申告であり、Appleによる検証はされていないと注記している。

NoticeのApp Storeスクリーンショット。上限に達するとダイナミックアイランドのタイマーが赤くなる
写真: Apple App Store

カナダと米国での価格は

カナダでは、App Storeのページにカナダドルで無料と表示されている。参照した情報源には、カナダでの通常価格は載っていない。

米国でも無料と表示されている。New Mobile Lifeが示す元の価格はUS $9.99で、報じられている定価はこれだけだ。

互換性の欄ではiOS 18.0以降が必要とされるが、開発者の説明文ではiOS 18.2以降とあるため、ダウンロード前にバージョンを確認したい。サイズは7.3 MBだ。

NoticeのApp Storeスクリーンショット。設定画面にGentle、Balanced、Strict、厳格な上限アラーム、計測方法の選択がある
写真: Apple App Store

どんな人に向いているか

つい長時間スクロールしてしまう人。 画面上のタイマーこそがこのアプリの核心だ。何もブロックされないので、やめるタイミングは自分で決める。

集中モードをすでに使っている人。 厳格な上限のアラームは消音モードや集中モードを突き破る設計だが、iOS 26.1以降に限られる。

プライバシーを重視する人。 開発者の説明では、データは端末の外に出ず、登録も不要だ。

強制ブロックや長期のグラフがほしい人。 ページが説明しているのは今日の合計のみで、アプリの起動を止めることもないため、向かない。

まだ分かっていないこと

無料の終了日は示されておらず、いつでも変わる可能性がある。ページには、評価やレビューが少なく概要を表示できないとあり、現在のバージョン1.2は公開から数日しかたっていない。

インストール前に、App StoreのNotice: Mindful Screen Timeのページを開き、ボタンが価格ではなく「入手」のままか確認したい。