ObsidianはPC版「Pillars of Eternity」と「Pillars of Eternity II: Deadfire」に、キャラクター作成からエンドクレジットまで遊べる完全なコントローラー対応を加える公開テストを開始した。同スタジオは2026年11月4日に発表し、各ゲームを公開ベータに切り替えれば参加できる。

テストはSteam、GOG、PC版Xboxで実施される。Deadfireのコントローラー対応はWindows、macOS、Linuxが対象で、ObsidianはXboxとPlayStationのコントローラー、Steam Deck、Steam Big Pictureモードに対応すると記している。

コントローラー対応の内容は?

Obsidianによると、両作とも最初の画面から最後の画面までコントローラーで遊べるようになった。発表の要点は次のとおり。

  • 両作でキャラクター作成からエンドクレジットまで通して遊べる
  • 両作でリアルタイム(ポーズ付き)とターン制モードに対応
  • コントローラーとマウス・キーボードをいつでも切り替え可能
  • XboxとPlayStationのコントローラー、Steam Deck、Steam Big Pictureモードに対応
  • Deadfireでは海上探索と艦隊戦も対象

PC Gamerによると、初代のベータはパッチ1.3.10.0で、細かなUIの不具合と最近追加されたターン制モードの問題を修正している。Deadfireのベータはパッチ5.1.0.0だ。

Deadfireのターン制モードは何が変わった?

Deadfireの従来のターン制モードは作り直され、Obsidianの更新内容には複数の数値が挙げられている。PC Gamerは、キャラクターが1ラウンドに1回行動するのではなく、イニシアチブの許す範囲まで移動でき、致死性もかなり高くなったと説明している。

  • Obsidianによると、あらゆる原因のダメージが全体で35%増加する
  • 知力がターン制モードの持続時間に与える影響は、1ポイントあたり+/- 5%から10%に上がった
  • 最初のターンのイニシアチブは、既定の回復値4sを使う
  • キャラクターのイニシアチブが1を下回ることはない
  • 転倒すると、被害者にイニシアチブの遅延が追加で3加わる

公開テストへの参加方法は?

ゲームを所有しているストアから参加する。Obsidianは4つの方法を示している。

  • Steam:ゲームを右クリックし、プロパティの「ベータ」タブを開き、ドロップダウンから「public_beta」を選ぶ。ページにパスワードの記載はない。
  • GOG:インストールの管理から設定を選び、Beta ChannelsでPublic Betaを選ぶ。
  • PC版Xbox:Xbox Insider Hubを開き、Previewsから「Pillars of Eternity Hero Edition」を選んで参加し、ストアからインストールする。
  • Steam Deck:コントローラーのレイアウト設定で「Gamepad with Joystick Trackpad」テンプレートを適用する。なければ「Gamepad」を使う。

Obsidianの注意書きは短い。「This is a public test, so please expect bugs.」フィードバックはsupport.obsidian.netか、同スタジオの公式Discordサーバーで受け付けている。

テストはいつまで続く?

情報源によって異なる。Obsidianはテストが「しばらく」続き、その間に正式版に向けて更新を重ねるとしており、終了日は示していない。PC Gamerは11月25日までと報じている。日付を当てにする前に公式ページを確認したい。

価格

Obsidianの発表に価格の記載はない。今回のテストはSteam、GOG、PC版Xboxで既に所有しているゲームのベータで、新たな購入には触れていない。現在の価格は利用するストアで確認してほしい。情報源に金額や通貨の記載はない。

どんな人に向いているか

Steam Deckや携帯機で遊ぶ人。今回のテストは最も直接の対象だ。PC GamerのテスターはSteam Deckを使い、コントローラーのボタン表示の位置ずれと、アナログ操作のやや不自然な動きを指摘したが、キーボードとマウスなしで遊べる完成度には感心したという。

リビングで遊びたい人。Steam Big Pictureモードを使えばソファから遊べ、いつでもマウスとキーボードに戻せる。

ターン制モードのファン。Deadfireの作り直されたモードは初代のターン制の改良を取り込んでおり、ダメージ、イニシアチブ、知力の変更で戦闘の感触が変わる。

待つべき人。長く遊ぶための安定したセーブが欲しいなら、Obsidianはバグを想定している。正式版のほうが安全だ。

まだ分かっていないこと

Obsidianは正式版の時期を明らかにしておらず、新しいエディションの価格や提供状況も情報源にはない。コンソール版の計画にも触れていない。

次の一手:参加前にObsidianのページで全パッチノートを読み、セーブのバックアップを取っておこう。