Googleは2026年10月26日、同社の学生アンバサダー15人が最も頼りにしているGeminiの機能をまとめて公開した。学生たちは、試験勉強、ノートの整理、課題の仕上げ、新しい内容の習得にGeminiを使っていると語る。これらはGoogleが選んだ例と学生本人の発言であり、テスト結果ではない。

勉強と練習

スタディノートブックは、アップロードした授業資料を短い個別レッスンに変える。カリフォルニア大学サンタバーバラ校のNina R.さんは、授業前に50ページの論文を復習するのがずっと速くなったと話す。

Geminiは講義スライドや手書きノートからスタディガイドも作れる。南カリフォルニア大学のJamie C.さんは、授業ごとにGoogleドライブのフォルダを用意してGeminiと共有することを勧めている。

クイズも人気だ。ニューヨーク大学のShuang P.さんは、成績の多くが試験だけで決まるため、追加の練習問題が重要だと述べた。

ガイド付き学習は答えを教えず、自由回答の質問を投げかけてくる。ジョージ・メイソン大学のFehmaan K.さんは、自分の課題を貼り付けると、Geminiが指摘する前に自分でミスに気づくことが多いという。

話す、聞く、見せる

  • Gemini Liveは声で会話でき、カメラをオンにして見ているものを見せることもできる。サンディエゴ州立大学のSkylar E.さんは面接やプレゼンの練習に使っている。
  • 音声概要は、文書やスライドからポッドキャスト風の会話を作る。ラトガース大学のParikshit M.さんは、意見が対立する記事をアップロードするのが好きだという。
  • GeminiのAI画像生成ツールNano Bananaは、南カリフォルニア大学のBeverlyn T.さんによると、サークルのチラシやSNS投稿の作成に使われている。

調査と整理

Googleによると、Deep Researchは最大で数百のウェブサイトを調べ、数分で複数ページのレポートを作成できる。サンディエゴ州立大学のAnnitha K.さんは市場分析や文献レビューに使っている。

ChromeのGeminiはブラウザ内で質問に答えるため、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校のMegan J.さんは別のチャットにテキストを貼り付ける必要がない。

連携アプリは、GeminiをGoogleドライブ、Googleカレンダー、Gmail、Googleスプレッドシートにつなぐ。学生は、シラバスから提出期限を拾ってカレンダーに入れる、タスクを管理用シートに記録する、返信が必要なメールを見つける、といった使い方を挙げている。

読者への影響

Googleによると、Geminiの学生向けプランには、授業資料、スタディノートブック、インタラクティブな視覚資料、画像の無制限アップロードが含まれる。取材された学生は米国の大学に通っており、記事にはカナダでどの機能が使えるか、国によってどう違うかは書かれていない。

Googleの学生向けページは地域ごとに分かれている。たとえばフィリピン版には、対象となる18歳以上の大学生に最初の1年間無料と、毎年の資格確認が記載されている。特典を当てにする前に、自分の国のGemini学生向けページを確認したい。

一覧の中で印象的なのは、Fehmaanさんの助言だ。自信がなくてもまず答えを推測してみる。間違いを正されたほうが、解説を読むより記憶に残るからだという。