House Radarは、信号をたどって失くしたスマホ、イヤホン、腕時計、テレビ、スピーカーまで案内するiPhoneアプリで、App Storeのページでは無料(Free)と表示されている。香港のサイト「流動日報(New Mobile Life)」は11月8日、期間限定で無料になり、通常価格はUS $0.99だと伝えた。
開発者はPeter De Paolaと記載され、カテゴリーはユーティリティ、年齢区分は4+、サイズは9 MBで、iOS 17.0以降が必要だ。評価は現時点で1件(5.0/5)のみで、実際の住まいでどれだけ使えるかを判断するには少なすぎる。
House Radarはどうやって探し物を見つけるのか
端末を選んで歩く。App Storeの説明によると、近づくほど画面が冷たい青から熱い赤へ変わり、Warmer、Colder、Right hereの言葉が表示され、すぐそばでは電子音が速くなる。iPhoneがBluetoothで端末の信号を拾えるときは、矢印も方向を示す。
バージョン1.2ではカメラモードが加わった。Macもタグも不要だ。探すものを選び、「Show me with the camera」をタップして、スマホが信号を聞き取る間にゆっくり1周回る。開発者のガイドによると、この1周は通常1分もかからない。
アプリの主な機能は次の3つ。
- Find something I lost: スマホ、イヤホン、腕時計、タグなどを、近い遠いの案内で探す
- Quick scan: 接続中のWi-Fi上の機器を分かりやすい名前で一覧にする
- Bluetooth around you: スマホが拾えるイヤホン、腕時計、スピーカー、トラッカーを近い順に表示する
開発者は限界も明示している。信号の強さは目安であり巻き尺ではなく、どちらが近いかを並べるだけで距離は示さない。ガイドには、iPhoneに接続中のAirPodsは信号を出さないためスキャンでは聞き取れず、その場合は「探す」を使うよう書かれている。

任意のホームベースとは何か
家全体で探したい場合は、自宅で常に電源が入っているMacに無料のホームベースを追加できる。するとアプリは家庭内ネットワーク上のすべての機器を一覧にし、いま接続した機器を知らせ、利用者が置いた機器や、その部屋のリスナーが拾った機器の部屋を表示する。
開発者のガイドによると、Mac用のダウンロードは約800 KBで、別の部屋のMacやWindowsパソコンは1行のコマンドを貼り付けるだけでリスナーにできる。「Set up your home」ガイドは階と部屋を尋ね、各部屋まで歩いて「I’m here」をタップさせる。Macがなければ、「Try a demo house」で架空の機器を使った探索の流れを確認できる。同じガイドによると、カメラスキャンにはiPhone XS以降が必要だ。

無料で入手するには
- iPhoneでApp StoreのHouse Radarのページを開く。
- ボタンがFreeになっているか確認してダウンロードする。
- 求められたらAppleアカウントかメールでサインインする。開発者のガイドはアカウントが必要だとしている。
- Bluetooth、カメラ、ローカルネットワークの許可を求められたら許可する。
価格
- 現在: 確認したApp Storeのページの表示はFree。
- 流動日報が伝えた通常価格: US $0.99。
- 開発者自身のガイドページ: 「$2.99」の1回払いで、サブスクリプションもアプリ内課金もないと説明している。
2つの通常価格は一致せず、情報源は理由を説明していない。App Storeのページに無料期間の終了日はなく、いつでも変わる可能性がある。

どんなデータを集めるのか
App Storeのプライバシー欄は開発者が入力したもので、Appleは確認していない。そこにはメールアドレス、名前、その他のユーザコンテンツ、ユーザIDが「ユーザにリンクされるデータ」として挙げられ、用途はアプリの機能だ。開発者のプライバシーポリシーによると、機器につけた名前や部屋はCloudflareがホストするサインイン用サーバーに保存され、販売や共有、広告利用はしないという。
同ポリシーは、Bluetooth、モーション、カメラのデータはiPhone上で使われ、記録も送信もされず、Wi-FiのQuick scanもスマホ上で動くとしている。アカウントは設定から削除できる。13歳未満の子ども向けではない。

どんな人に向くか
イヤホンや腕時計をよく失くす人。 冷たい、熱いの画面と電子音はソファのすき間探しに向いており、いまは無料だ。
自宅ネットワークが気になる人。 Quick scanは追加の機器なしで、Wi-Fi上の機器を分かりやすい名前で一覧にする。
部屋まで知りたいMacユーザー。 任意のホームベースは機器がどの部屋にあるかを知る唯一の方法で、追加費用はかからない。
見送ったほうがよい人。 正確な距離が欲しい人、アカウントを作りたくない人、iOS 17.0に対応しないiPhoneを使っている人。
まだ分かっていないこと
無料期間の終了日は示されておらず、確認したページ以外でも無料かどうかも不明だ。US $0.99と$2.99の差も説明されておらず、評価が1件のため精度に関する第三者の意見も少ない。
ダウンロードする前に、iPhoneでApp Storeのページを開き、Freeと表示されているか確認したい。






