iPhone向けアプリ「House Radar」は、家の中で失くした携帯電話やイヤホン、腕時計、テレビ、スピーカーを探す手助けをするアプリで、本稿執筆時点でApp Storeで無料になっている。香港のサイト、流動日報 New Mobile Lifeは通常価格がUS $0.99だと伝えており、App Storeの掲載ページも現在は「無料」と表示している。オファーの終了日は示されておらず、価格はいつでも変わる可能性がある。
House Radarは何ができるのか
カテゴリーはユーティリティで、開発者はPeter De Paolaだ。家の中で信号を出している機器を見つけ、そこまで歩いて案内する。探したい機器を選んで歩き出すと、近づくにつれて画面が冷たい青から熱い赤へ変わり、Warmer、Colder、Right hereの文字が表示される。目標のすぐそばでは電子音が速くなる。iPhoneがBluetoothで機器の信号を拾えているときは、方向を示す矢印も出る。
ほかにも次の機能がある。
- クイックスキャン:接続中のWi-Fi上の機器を、分かりやすい名前で一覧にする。
- Bluetoothビュー:iPhoneが拾えるイヤホン、腕時計、スピーカー、トラッカーを近い順に表示する。
バージョン1.2からはカメラでの探索にも対応した。失くしたものを選び、カメラのオプションをタップして、ゆっくり一回転するだけだ。掲載ページによると、このモードにはMacもタグも必要ない。
任意のホームベースとは
House Radarは家全体の探索にも対応する。掲載ページは、自宅で電源を入れたままにしておくMac上で動く、無料で任意のホームベースを説明している。これを使うと、ホームネットワーク上の機器が一覧になり、新しくオンラインになったものが目印で示され、ユーザーが置いた機器や、その部屋のリスナーが拾った機器の部屋も表示される。バージョン1.4では「Set up your home」という手順式のガイドが加わり、別のMacやWindowsパソコンをリスナーとして追加できる。
Macがない場合は「Try a demo house」をタップすると、架空の機器で探索の流れを一通り体験できる。開発者は限界も率直に認めている。「Signal strength is a guide, not a tape measure.」つまり、距離を測るのではなく、どちらが近いかを順位づけするアプリだ。
無料で入手するには
- iPhoneでApp Storeを開く。
- Peter De PaolaのHouse Radarを検索するか、公式ページを開く。
- ボタンが価格ではなく「入手」になっていることを確かめてダウンロードする。
動作にはiOS 17.0以降が必要で、サイズは9 MBだ。掲載ページによると、Apple M1以降のチップを搭載したMac(macOS 14.0以降)とApple Vision(visionOS 1.0以降)でも使えるが、macOSでは検証されていないと注記されている。言語は英語のみで、年齢区分は4+だ。
注意点は
このオファーは第三者のサイトであるNew Mobile Lifeが見つけたもので、自分の国での価格を確認できるのはApp Storeのページだけだ。App Storeの価格や提供状況は地域で異なり、どの国で無料なのかは情報源に書かれていない。今後のアップデートや有料機能で状況が変わるかどうかも不明だ。
プライバシーについては、開発者がAppleに対し、アプリの機能のために、メールアドレス、名前、ユーザーコンテンツ、ユーザーIDなど、本人に紐づくデータを扱う可能性があると申告している。Appleはこの情報が未検証だと断っている。掲載ページには、ユーザーが求めない限り何にも接続しないとも書かれている。アプリは新しく、最初のバージョンは10月28日に登場し、評価は5.0が1件あるだけで、判断材料としては少なすぎる。
ダウンロードする価値は
イヤホンやリモコン、腕時計を室内でよく失くす人にとって、追加の機器なしで使える無料の探索アプリは、数秒の手間に見合うだろう。ただしBluetoothの信号は壁を越え、隣家にまで届く。示すのは大まかなエリアで、正確な位置ではない。信号を出さない機器には役に立たない。
次の一歩:App StoreでHouse Radarの公式ページを開き、自分のストアでの価格を確認してから「入手」をタップしよう。終了日が示されていないため、気になるなら早めがよい。






