位置情報を写真に直接刻印するiPhone・iPad向けカメラアプリ「myGPS Map Camera」が、App Storeで期間限定の無料配信になっている。情報元の流動日報 New Mobile Lifeは通常価格をUS $0.99と伝えており、App Storeの公式ページは現在Freeと表示している。
開発元はOur Apps Worldで、販売者としてOAW INFOTECH LLPが記載されている。カテゴリーはPhoto & Video、年齢区分は4+で、サイズは29.9 MBだ。
写真にはどんな情報を刻印できるのか
ストア掲載によると、アプリは情報を画像に直接焼き込み、表示する項目を選べる。選べる項目は次のとおり。
- 十進法または度分秒形式の座標
- 住所とPlus Code
- 地図のサムネイル
- 高度とGPSの精度
- コンパスの方位
- 日付、時刻、タイムゾーン(単位はメートル法かヤード・ポンド法)
- 任意の天気情報(自分用の無料OpenWeatherMapキーが必要)
刻印のレイアウトは6種類で、詳細なレポートパネルから小さなリボンまである。バージョン情報ではAdvanced、Minimalist、Badge、Report、Ribbon、Scrimの名前が挙がっている。刻印ごとに作成者名、メモ、ハッシュタグも追加でき、縦向きでも横向きでも保存結果と同じプレビューが表示される。開発元は、端末が傾いていてもコンパスの方位はレンズの向きに沿って測ると説明している。

写真と位置情報はどこに保存されるのか
開発元によると、同じGPS情報が各写真のEXIFメタデータにも書き込まれるため、位置は画像上だけでなくファイルとともに残る。ページには次の特徴も記されている。
- 日ごとにまとまるアプリ内ギャラリーで、位置メタデータを確認できる
- 1枚または複数の写真をまとめて共有・削除できる
- 「写真」への保存は追加のみで、既存のライブラリは読み取らないとしている
- 位置情報はアプリを開いている間だけ使う
- アカウント、サブスクリプション、広告はなし
プライバシー欄では、開発元はアプリからデータを収集しないとしている。Appleは、この表示は開発元の申告でAppleが検証したものではないと断っている。カメラと位置情報へのアクセスは必須で、写真ライブラリへのアクセスは任意だ。住所、地図、天気にはインターネット接続が必要だが、座標、Plus Code、コンパスはオフラインでも使えると開発元は述べている。
どの端末で使えるのか
掲載によると、iPhoneはiOS 15.0以降、iPadはiPadOS 15.0以降が必要で、大画面、Split View、折りたたみ端末向けのレイアウトを備える。Mac(macOS 12.0以降、Apple M1以降のチップ)とApple Vision(visionOS 1.0以降)も記載されているが、ページはiPad向けの設計でmacOSでは未検証としている。対応言語は英語のみだ。掲載中の最新版は1.1.5で、評価の数はまだ概要を表示できる水準に達していない。

価格
App Store公式ページの価格表示はFreeだ。流動日報 New Mobile Lifeは通常価格をUS $0.99と報じている。AppleのカナダのApp Storeページも無料と表示しているが、どちらのページにもカナダ向けの通常価格は載っていない。終了日はどちらの情報源も示しておらず、無料配信はいつ終わってもおかしくない。
入手するには、iPhoneまたはiPadでApp Storeを開き、myGPS Map Cameraを検索するか公式ページのリンクを使う。ダウンロード前にボタンが価格ではなくGetになっているか確認したい。
どんな人に向いているのか
工事業者や現場の検査担当者。 作業の進み具合を撮るとき、画像上の住所、座標、時刻があれば別にメモする手間が減る。掲載では、現場訪問、点検、現場レポート向けとされている。
配送や外勤の担当者。 玄関先の荷物を刻印付きで撮れば、場所と時刻が写真に付く。雇用主や顧客が証拠として認めるかどうかは、ページでは触れられていない。
旅行者やハイカー。 高度、方位、Plus Codeはオフラインで使えるため、電波がなくても刻印は役立つ。ただし住所と地図には接続が必要だ。
向かない人。 Androidユーザー、iOS 15.0より古い端末の人、英語以外の言語を求める人。ページは刻印が改ざん防止であるとも説明していないため、検証済みの証拠が必要な人は、写真を受け取る側に何が認められるか確認したほうがよい。
まだ分かっていないこと
無料配信の終了日も、カナダでの通常価格も、情報源には書かれていない。アプリは新しく、評価も少ないため、実際のGPS測定がどれほど信頼できるかは判断しにくい。





