駐車した車など、保存した場所へ戻るためのプライベートなオフライン羅針盤として使えるiPhoneアプリ「Anchor: Find Your Way Back」が、執筆時点でApp Storeのページに無料と表示されている。情報元の流動日報 New Mobile Lifeは、元の価格はUS $0.99で期間限定の無料だと伝えているが、終了日は示していない。

Anchorとは何か

AnchorはFreyr Helgasonが開発したiPhone向けのナビゲーションアプリだ。使い方は単純で、今いる場所にアンカーを落とし、離れ、戻るときにライブの針、距離、方位をたどる。掲載ページは、車、待ち合わせ場所、キャンプ地、ホテル、登山口、任意の座標を保存する使い方を挙げている。

電波がなくても使えるのか

掲載内容によると、Anchorはウェブ上の地図ではなくiPhoneの衛星測位、コンパス、モーションセンサーを使うため、地図タイル、モバイル通信、Wi-Fi、ダウンロード済みの地域が不要だ。GPSが遮られると、Step Estimateという機能が歩数とコンパスで位置を推定し、増えていく不確かさを表示する。

開発元は限界をはっきり示している。Anchorが示すのは直線の方位で、順路案内ではない。安全な道、標識、現地のルールに従い、緊急時や山野での唯一のナビとして頼らないよう求めている。

ほかにどんな機能があるのか

掲載された機能は次のとおり。

  • 方向、距離、方位、標高のライブ表示。
  • 車、待ち合わせ、キャンプ地、登山口、ホテル、ボート、任意の場所といったアンカーの種類。
  • 保存したアンカーの非公開保管庫。名前、カテゴリー、メモは編集できる。
  • 保存した座標のコピーや意図的な共有、緯度と経度の手入力。
  • アンカーの有無にかかわらず使える羅針盤と方位表示。
  • メートル法とヤード・ポンド法の単位。
  • OLEDに向いた5種類の暗視パレットと、目標へ向きを変えるときの触覚ガイド(任意)。

価格と無料の期間は

App Storeのページは現在、無料と表示している。元の価格US $0.99は流動日報 New Mobile Lifeによるもので、掲載ページ自体は無料の表示のみを示す。終了日は示されておらず、いつでも有料に戻る可能性がある。

通常版のカナダApp Storeでの価格は情報源に記載がない。ダウンロード前にカナダのストアで掲載ページを確認し、価格ではなく「入手」ボタンが出ているかを見てほしい。情報元が伝える元の価格US $0.99は米国向けだ。

どんな人に向くか

広い駐車場や不慣れな街で運転する人。車にアンカーを落とす使い方が、このアプリの基本の例だ。

キャンパーとハイカー。情報元は、車で出かける人、キャンプやハイキングをする人、電波が悪い場所で過ごすことが多い人を挙げている。街を離れるカナダの読者には、メートル法の単位があり、インターフェースは英語、フランス語、イタリア語、日本語、ポルトガル語、スペイン語に対応する。

プライバシーを重視する人。開発元は、アカウント、広告、分析、追跡、サーバーがないとしている。保存したアンカーとセンサーの値はiPhone内にとどまり、座標を意図的に共有しない限りバックアップには含まれない。

まだ分かっていないこと

確認した掲載テキストにはアプリ内課金の有無が書かれていないため、ページの情報欄で確認してほしい。iPhoneではiOS 17.0以降が必要で、サイズは6.4 MB。評価が少なく概要は表示されておらず、記載された最新版は1.0.2だ。

プライバシーの表示では、開発元はアプリからデータを一切収集しないとされている。Appleは、この情報は開発元によるもので未検証だと注記している。

入手方法

iPhoneでApp Storeを開き「Anchor: Find Your Way Back」を検索するか、App Storeの掲載ページへ直接移動する。ボタンが価格ではなく「入手」になっていること、iPhoneがiOSの要件を満たすことを確かめてからダウンロードする。価格が表示されていれば、オファーは終了している。