BMW M Motorsportは、GT3シーズンを締めくくるFIA GTワールドカップ・マカオに3台のBMW M4 GT3 EVOを投入する。BMW Groupが2026年10月13日に体制を発表した。Team WRTとTeam KRCがマカオの市街地コース、ギア・サーキットで車両を走らせ、レースは11月21日と22日に行われる。

ドライバー

3人ともBMW Mのワークスドライバーだ。

  • 南アフリカのKelvin van der Linde(Team WRT)。BMW M Motorsportとしてはマカオ初参戦
  • スイスのRaffaele Marciello(Team WRTの2台目)
  • ブラジルのAugusto Farfus(Team KRC)

Van der Lindeが前回マカオを走ったのは2019年で、今回が2度目の出走となる。DTMと同じく、技術パートナーであるShellのカラーリングをまとい、デザインは後日公開されるという。

実績は十分、だが近年は勝てず

Marcielloは2019年と2023年にメインレースを制しており、3勝目を狙う。BMWによると、2024年は予選レースで勝利し、メインレース終盤に首位を争っていたがリタイアした。2025年は2位だった。

Farfusは2018年の勝者で、2024年のメインレースでは2位に入った。1年のブランクを経てTeam KRCとともに戻ってくる。

BMW M Motorsport代表のAndreas Roosは、近年は好走しながらメインレースで勝てなかっただけに、今回はより強い決意で臨むと語った。「GT3シーズンの最終戦はいつも特別な雰囲気がある」という。

大会について

FIAによると、今年は2015年に始まったFIA GTワールドカップの第9回大会となる。メインのクラスにはゴールドとプラチナ格付けのドライバーが出場する。今年は最も成績の良いシルバー格付けのドライバーをたたえるSilver Cupが新設され、専用の表彰式と総額22,000米ドルの賞金が用意される。

ファンにとっての意味

マカオは、壁に囲まれた本格的な市街地コースでM4 GT3 EVOがライバルのGT3車両と戦う姿を見られる貴重な機会だ。元勝者2人と初参戦の1人という布陣で、BMWは優勝を狙う。カナダでの中継や配信の情報は発表されていないため、FIAとBMW M Motorsportの公式チャンネルを確認したい。