開発者Pablo Leban氏によるピクセルアートの放置クリッカー『Idle Slayer』が、SteamでLinuxとmacOSに対応した。GamingOnLinuxが2026年10月30日にこの変更を報じており、開発者は10月22日に新プラットフォームを発表していたという。

Steamのページでは基本プレイ無料と表示され、Windows、macOS、SteamOSとLinuxの各版が並ぶ。Idle Slayerは2020年12月にSteamに登場しており、同ストアでWindows以外のネイティブ版が提供されるのは今回が初めてだ。

Idle Slayerはどんなゲーム?

放置とクリッカーの仕組みに、終わりのないランナー要素を組み合わせたゲームだ。Steamの説明によると、ジャンプしてコインを集め、敵を倒し、少しずつ強くなる。途中でSoulsを得てSlayerを強化し、能力を解放し、遊び方を変える仕組みを発見していく。

GamingOnLinuxはいくつかの詳細を加えている。

  • 特別な報酬があるミニゲーム
  • 650を超える実績
  • 大きなスキルツリーと複数の進行システム
  • オフラインプレイと定期的な更新

レビュー担当者はFedora KDE 45でネイティブのLinux版を試し、問題なく動いたと述べた。直接の操作が必要なため純粋な放置ゲームというよりクリッカーに近いこと、最初の1、2時間で急速に要素が開放されることも指摘している。

Steamのストアページにある『Idle Slayer』のゲーム画面
写真: Steam store page

動かすには何が必要?

Steamは新プラットフォームの要件として次を挙げている。

  • macOS:macOS 12 (Monterey) 以降、2 GHz以上のプロセッサー(Apple siliconまたはIntel)、1 GBのRAM、512 MBのグラフィックスメモリ、600 MBのストレージ
  • Linux:Ubuntu 22.04以降、またはSteamOS
  • Windows:Windows 10または11、2 GHz以上のプロセッサー、1 GBのRAM、512 MBのグラフィックスメモリ、100 MBのストレージ

GamingOnLinuxは、モバイルやSteam Deckで持ち出して遊べるとも書いている。

Steamのストアページにある『Idle Slayer』のゲーム画面
写真: Steam store page

価格

SteamはIdle Slayerを基本プレイ無料としており、カナダでも米国でも購入価格はない。ストアページにはアプリ内課金の表示があるため、ゲーム内で何を買うかは確認したい。確認した情報では、有料アイテムのカナダ価格や米国価格はSteamに表示されていなかった。

Steamのストアページにある『Idle Slayer』のゲーム画面
写真: Steam store page

誰に向いている?

ネイティブ版を待っていたMacユーザー。macOS 12以降のMacなら、回避策なしでSteamから入れられる。メモリとストレージの要件は控えめだ。

LinuxとSteam Deckのプレイヤー。Linux版はUbuntu 22.04以降とSteamOSを挙げており、GamingOnLinuxはFedoraで快適に動いたと報告している。サブモニターや携帯機に向く。

インクリメンタルゲームの好きな人。数字が伸びるのを眺め、大きなスキルツリーを強化していくのが好きなら、このループはそのためにできている。待つだけでなく、ある程度の操作が必要だ。

出費を避けたい人。無料で始められるので、まず試し、アプリ内課金に興味が出るかは後で決めればよい。

まだ分かっていないことは?

確認したSteamの情報には、プラットフォーム間で進行状況が同期されるかどうかの記載がなく、LinuxとmacOS版のバージョン番号もどちらの情報源にもない。インストール前に、SteamのIdle Slayerのページで要件と最新の更新を確認したい。