『Disco Elysium』の元開発者が設立したスタジオSummer Eternalが、物理演算を軸にしたロールプレイングゲーム「Red Rooster」を発表した。最初の対応機種はPCだ。発表は2026年10月14日で、発売日はまだ明らかになっていない。

ゲームの内容

プレイヤーは、低警備の刑務所に収容されたホワイトカラーの受刑者Redrick Roostを操作する。仮釈放の審理を前に、政府機関から連続放火事件を調べる代わりに全面的な恩赦を与えるという取引を持ちかけられる。手がかりは、市の消防署長である実の兄に行き着く。

舞台は架空の都市Arta-Tantorだ。Inven Globalは、政治的な改変歴史とSFが混ざった世界だと説明している。記録的に長い夏の終わりで、街はContinental Summer Gamesを開催する一方、熱波や停電、山火事に見舞われている。

遊び方

スタジオはこの作品を「incendiary, physics-driven RPG」と呼ぶ。世界のオブジェクトには質量と慣性があり、動かす、操作する、燃やすことができる。GameDailyによると、開発者は世界観作りに重きを置くRPGと、物理ベースのイマーシブシムを組み合わせたゲームだと説明している。

固定のアイソメトリック視点ではなく、可変カメラの3D環境を採用し、Unreal Engineで開発されている。仲間の一人は、オピオイド依存の数学者Astrid Albers博士だ。Redrickの頭の中は、暗い別人格が住む「鶏小屋」で、その声を聞くかどうかはプレイヤーが選べる。

RPG面ではPlanescape: Torment、Vampire: The Masquerade Bloodlines、Arcanumを挙げ、物理面ではExanima、LarianのDivinityシリーズ、Dark Messiah of Might and Magicを挙げている。

開発チーム

Inven Globalによると、初代『Disco Elysium』のライターArgo Tuulikと、『Disco Elysium: The Final Cut』のナレーターLenval Brownが参加している。

Inven GlobalとGameDailyは、Red Roosterは『Disco Elysium』の続編ではなく、Summer EternalもZA/UMの公式な後継ではないと強調している。GameDailyによると、同スタジオは従業員とプレイヤーが所有するアートコレクティブを名乗り、20人を超える参加者がいる。

読者への影響

まずPCで登場し、その後PS5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch 2版が予定されている。価格、パブリッシャー、発売日は発表されておらず、カナダや米国での価格や提供状況についても情報はないため、ゲームの予約はまだできない。

一方、500ページの書籍Summer Eternal Anthologyは購入できる。デラックス版には、サウンドトラック4曲入りの限定10インチレコードが付く。