紙の書類をPDFにするアプリ「ScanKit: Document & QR Scanner」が、本稿執筆時点でApp Storeに無料と表示されている。中国語のテックサイトNew Mobile Lifeは、通常価格はUS $0.99で、無料価格は期間限定だと伝えている。
App Storeの掲載ページにも同サイトの記事にも終了日は書かれておらず、提供の終了時期は明記されていない。
アプリの機能
掲載ページによると、ScanKitは書類の端を自動検出し、切り抜きと遠近補正を行う。複数ページの連続スキャンや、写真ライブラリからの取り込みにも対応する。開発者は、レシート、請求書、契約書、宿題、本、ホワイトボード、名刺、身分証、パスポート、証明書などを用途として挙げている。
ページに書かれている主な機能は次のとおり。
- スキャンの補正:影の除去、文字の鮮明化、白黒・カラー・グレースケール・オリジナルの各モード、明るさ・コントラスト・シャープネスの調整
- PDF機能:複数ページのPDF作成、ページの並べ替え・回転・削除、サイズ圧縮、印刷
- OCR:スキャンした書類の文字認識。コピー、検索、共有に対応し、複数の言語をサポート
- 整理:名前の変更、フォルダ、検索、名前や日付での並べ替え、お気に入り、最近のスキャン
- 書き出し:PDFまたはJPG、任意のアプリへの共有、「ファイル」への保存
掲載ページによると、最新のバージョン1.1.1ではiPadで画面全体を使えるようになり、ホーム画面での複数選択と、保存した書類に表示される「New scan」ボタンが加わった。最近のiOSで共有ボタンが反応しない不具合も修正された。
対応機種とプライバシー
掲載ページにはiPhone、iPad、Macが並ぶ。必要なのはiOS 16.0以降、iPadOS 16.0以降、またはmacOS 12.0以降で、サイズは70.4 MBだ。言語は英語のみ。
開発者のRam Tuluguは、アプリからデータを一切収集しないと申告しており、ページには端末内での書類管理とも書かれている。Appleは、この情報は開発者の申告で検証されていないと注記している。ScanKitのプライバシーポリシーのページも公開されている。
入手方法
- iPhone、iPad、MacでApp Storeを開き、ScanKit: Document & QR Scannerを検索する。
- ボタンが価格ではなく「入手」になっていることを確認する。
- 「入手」をタップし、Apple アカウントで承認する。
読者への影響
節約額はUS $0.99だが、OCRとPDF機能を備えたスキャナーを無料で試せる点が実質的な魅力だ。情報源が示すのは米国の価格のみで、カナダのApp Storeでも同じ提供かどうかは書かれていないため、自分の掲載ページで価格を確認してほしい。
注意点がひとつある。掲載ページには「Pay Once. Enjoy for a Lifetime. No subscriptions.」という文言が繰り返し載っているが、アプリ内で何が販売されているのかは情報源に説明がない。利用前に掲載ページの情報欄を確認したい。評価は2件で、どちらも5.0だが、性能を判断するには少なすぎる。






